チョリンの日記

思い立ったが吉日

現場の想いと会社の立場

会社の体制が変わって… いや、会社は変わってないな。業務の体系が変わっただけだ。しかも変わってまだ間もない。そんな中、恐れていたことが起きた。

 

配車を統括する会社の下にあった運送会社が抜けてウチの会社が直で請負う形になった。孫請けが下請けに格上げした状態。だから現場のやる事は何も変わっちゃいないのに、唯一変わったのは仕切り役。その現場の責任者のやり方にケチをつけて一人のドライバーが辞めると言い出した。側から見るに、どうもこの二人はウマが合わない事は薄々気付いていた。

 

気持ちは解る。今までやっていた事を好き勝手にかき混ぜられるのだから当然気に食わない部分も出てくる。今まで通りにやりたくなるのは現場の常だ。だがしかし、会社の立場を考えるとそうも言ってられない。切られた運送会社もろともウチも仕事を失うところだったのを、社長が交渉して直でやらせてもらえることになった。そのことを無視して現場の意見をゴリ押しする訳にはいかない。それを理解できてないからこういうトラブルに発展したんだと思う。恐らくプライドが許さなかったんだろうな、そのドライバーのさ。

 

プライド。そんなつまらないモノ捨てちまえって。そんなモノ邪魔なだけなんだってば。『郷に入っては郷に従え』だ。改善は徐々にこれからなんだって。しばらくは我慢我慢。

 

しかし、やはり気持ちは解る。