チョリンの日記

思い立ったが吉日

結果と過程

アベノマスク第二弾配布の件。ごく一部の方々から「ありがたい」との声もあるが、今さら不要だし無駄遣いとの声が大多数。介護の現場ではあのマスクでは使い物にならないと聞く。正直、自分も無駄遣いだと思った。が、今朝のラジオ番組で、経済学者で明治大学准教授の飯田泰之氏が以下のようなコメントを発していた。

 

“ (布マスクが)不要な方もいるかもしれないが、これは一時補正予算で決定して実行したこと。ここで中止したところで大したお金は戻ってこない。やらなかった対策については「すぐにやれ」と批判するべきだけど、緊急事態に先回りした対策については結果が空振りしても「まあ、そういうこともあるよね」と大目に見てあげましょう。”

 

たしかにその通りだと思った。アベノマスク配布決定のころはマスク不足だったので、洗って再使用できる布製マスクを… ということだった。現状として不要不必要となってしまったのは事実だが、あの時点で今を予測することは困難だったハズ。やらないよりはやった方が良い対策だったのも事実だ。となれば、やはり許す心を持つしかない。

 

しかし、あのマスクの大きさといい、センスの無さは如何なものか。決定権を持つ人の周りに助言出来る人はいなかったのだろうか?