チョリンの日記

思い立ったが吉日

ダイヤモンドプリンセス

昨日の朝のラジオで、ダイヤモンドプリンセスに乗船して新型コロナウィルスに感染したリスナーさんのメールが紹介されていた。その方は既に陰性の診断を受けて退院したそうだが、その方を含め多くの乗客は客室に荷物を置いたまま下船したそうだ。その荷物は旅行代理店が責任を持って発送してくれるとのこと。それだけでも知らなかった事だが、驚くべきは船会社の対応だった。

 

まず、今回のクルーズの旅費はタダにするという。そして、旅費に含まれない有料飲食代もタダ。さらに、船内で購入した物品代もタダになるという。船内で感染が広がったとは言え、そこまで船会社は責任を負わなければならないんだろうか?豪華客船での旅を提供するということはそれだけおもてなしの姿勢を大切にしているということか。

 

仮に50万円の旅費で2千人が乗船したとして、それだけで10億円になる。たった一回のクルーズでそれだけの収入を失うのに、横浜港で足止めを食らってからどれだけのクルーズがキャンセルになっていることか。その損失は計り知れない。…というか、桁が違いすぎてピンとこない。

 

運航会社のプリンセスクルーズは大丈夫だろうか?横浜港に寄港する数多くの外国船籍の豪華客船の中で、ここ数年はダイヤモンドプリンセスが一番多く寄港してくれているような気がする。それだけ見慣れた船だけに、ちょっと心配になってしまう。