K-344NVの末路

なんだかんだと2ヶ月近く使えた。

フィット感は変わらず素晴らしい。途中で一度洗濯したけど、セラミックレザーはゴワゴワ感もなく良好な状態を保っていた。

心配していた右手人差し指の付け根は問題なし。ただ、保護されていた指先からダメになってきた。まずセラミックレザーが破れて、そのあとネイビーの表生地に穴が空いた。その状態から3週間くらい使っているが、最後の薄い一枚はなかなか破れない。そのへんがケブラーの凄さなのかな？ こんなになってもちゃんと指先を保護してくれてる。

でも、流石に指先が真っ黒になるのでそろそろ引退してもらうことにした。結果論として、普段ダンボールを積み下ろすときに使っている300円くらいのワンダーグリップを毎週新品に替える方が安く済む。高いからもう買わないかな。

でもまあ、トンボレックスのグローブをはめて手首のベルトをキュッと留めるときの気合いの入り方には特別なものがあった。自分のなかでは儀式みたいなもので、それがある種のプロ意識に繋がっていくのだから満足できる逸品だったように思える。またいつか使ってみたいな。