チョリンの日記

思い立ったが吉日

虫の知らせ

先日ふと思い出した末期ガンの幼馴染。どうやらその日に逝ってしまったらしい。次の日に彼とFBで繋がってる友人から連絡があって、彼のFBにお悔やみのメッセージが上がったんだとか。早いな、2ヶ月前に連絡取ったばかりだったのに。

 

ある意味SNSの魔術とでも言うのか、確定情報ではない憶測が広がり始める。丸一日経って誤報との連絡も無いので事実なんだろうと受け止めることにした矢先、FB上に奥様からの訃報が伝えられたことを知った。

 

事前に本人にも確認して覚悟はしてたから不思議と悲しさは無い。本人が医者だったということと、人の死について妙に冷静に受け止めることができる自分がそうさせているのかもしれない。ただ、ちょっと寂しい気持ちになる。

 

『人が死ぬときは、忘れられたときだ』

 

そんな言葉を思い出して、2ヶ月前に本人にリクエスト曲を要望した。その曲を聴いたら君を想い出すってヤツは何がいいかと。その時は「まだ生きてるんだから偲ばないでくれ」と言われてしまったが、生きているうちの宿題にしていた答えはとうとう返ってこないままだ。

 

大丈夫、ちゃんとそういうアーティストはいるから安心しろ。いつかまた想い出してやるから、どうか安らかに眠ってくれ。