ピックアップリペアサービス
デジタル一眼レフを持つようになってから幾多のレンズを使ってきた。ほとんどは中古で手に入れたもので、購入はネットショップだったりヤフオクだったり。手放すときは大抵ヤフオク。不思議と買値に近い金額で売れるので、気兼ねなく売買を繰り返してきた。そのおかげでたどり着いたレンズも幾つかあって、手元に残っているのはそういうレンズだ。
K-1を手に入れてからフルサイズ対応のレンズばかりになってきたが、APS-C専用だけど手放す気になれないレンズが一つある。smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6 ED WR、描写云々よりも小ささがお気に入り。さすがにフルサイズでは完全にケラレるが、クロップで使って換算76.5-307mmの望遠ズームに。「なるべく軽装で行きたいけど、一応望遠も持ってっとくか…」みたいなときに役立ってくれる。価格のわりには写りが良いのも魅力のひとつ。
FA31mm Limitedと比べても若干大きい程度。
そのDA50-200、なんとなくレンズ内を覗いていたらだいぶ汚れているような気がした。絞りを開けて反対側からLEDライトを当ててみると…
汚い、曇ってる、画像で見るより実際はもっと酷く感じる。これはアカン。早速ペンタックス(リコー)のピックアップリペアサービスにクリーニングと点検を申し込むことにした。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/pickup.html
このピックアップリペアサービスなるもの、なかなか便利なサービスなのです。指定日にクロネコヤマトが取りにきてくれて、専用の梱包資材持参なのでレンズを裸のまま渡すだけ。修理が終われば同じくヤマトが届けてくれる。引取り先や届け先は自宅以外でもOKで、修理代は戻って来たときに代金引換となる。ただし修理代の他に往復の送料1,700円が上乗せされるが、電車や車で修理に持ち込むときの交通費や時間を考えれば決して高くはないと思う。
事前の概算見積では修理代6,500円。たしか各部点検もしてくれると記憶しているが、これが高いか安いかはレンズへの愛着によって変わるかな。戻ってきたらまた愛着倍増でますます手放したくなくなるのではないかと。解像度の向上を期待するよりも愛着優先なのはコレクターの証しか。70-210を手に入れたとしても出番はあるような気がしてる。
【追記】-2020.2.20-
2020年3月よりピックアップリペアサービスは無償となるそうだ。つまり送料とされていた1,700円の負担が無くなる。ただし、修理依頼をして見積後に未修理・返却の場合は見積検査料1,500円がかかるようになる。(2/6 リコーイメージング発表)