チョリンの日記

思い立ったが吉日

損な性格

後輩の言動にイライラする今日この頃。その要因を考えてみたら、「あー、そうか。」と思い当たるフシがあった。

 

この仕事はできないとか、やってらんないとか、能力云々より気分的な問題で仕事を断る後輩。自分が断ることでその分が他の人の負担になることを考えていない。言ってみればそれは単なるワガママ。自分勝手なのである。さらに、人に押しつけた仕事をやってくれた本人の前でその仕事の理不尽さをヘラヘラと語る。感謝こそすれど文句は謹むべきで、それは直接社長に言えって話だ。お前と会社の間での約束事ならこっちが口を挟むことではない。そこにイラつく。

 

子供の頃から散々親に言われてきたこと、『自分がされたら嫌なコトは他人にするな』。これは今だに自分の心の奥底に根付いていて、何かをするときに人の顔色を伺う癖になっている。言い換えれば八方美人。頼まれ事は断れない。誰かが嫌な思いをするなら自分が我慢した方がマシ… いや、自分さえ我慢すればいい。そんな感じで生きてきてしまった。

 

もしかしたら、ワガママを言ってる後輩に腹が立ってるのではなく、同じようにワガママを言えない自分にイラついてるのかもしれないな。『人は変えられないが、自分は変えられる』というが、なかなか自分は変えられない。これからも損な役回りをしながら生きていくのかもしれないが、そこに気づいただけでも楽になった。だって、損な役回りの方が性に合ってるのだから。